俺なりのロードバイクブログ(番外編1)

プロレスラーに、ケニー・オメガという外国人選手がいる。
彼は、喜怒哀楽を表情で表現し、試合中、とことん動き回り、身体能力でも魅力を発揮できるレスラーだ。
更に、彼の凄さとして、相手の魅力を引き出す能力に長けており、ベストバウトマシーンと呼ばれている。

前にも記事に書いたが、俺は、このブログの目標として、100本の記事を書くことを目指した。
それは達成したが、ロードバイクに乗って得た経験は、まだまだある。
書きたいことは、まだまだある。
とりあえず、しばらくは、記事の投稿を控えるが、ケニーに挑戦状を叩きつける勢いで、俺は、アグレッシブにブログを書く予定だ。
ザ・クソ記事量産マシーンとして。

ロードバイクを買って趣味にしようとしている人、既にロードに乗り、その楽しさを知り、さらに有益な情報を欲している人。
両方にとって、無益な記事を俺は垂れ流しているが、俺は特別な技術が無い。
ただ、自分なりにロードを楽しんでいる人間。
俺は俺なりに、俺が経験したこと、俺が感じたことを、伝えることしかできないのだ。

そんなクソ記事量産マシーンのクソブログでも、少しずつ読んでくれる人が増えた。
10人未満の人たち(ベストナインと、俺の中では呼んでいる)。
たった10人未満でも、俺にとっては、とんでもない心の支えなのだ。
感謝の気持ちしかない(スパムコメントを送るゴミ外国人は除く)。

以前、「この10人未満の、何の間違いか、何の気紛れか、俺と縁を持った人たちに、感謝の気持ちを形として提示させてもらえないか?」と俺なりに考えた。
結論として、「このブログは、読みにくい。それ以外にも根本的な問題がある。あらゆる面で、オールレンジに、全方位的に問題がある。それを解消する」。
うん、対応しなくてはいけない。

まず、サーバーを移行したい。
今までの記事を、加筆、修正して再度投稿したい。
それを4月上旬に終わらせ、まだまだ書きたいことが山ほどあるロードバイクに関する記事を書きたい(パワプロのことばっかり書いてる時もあったけどね)。
それに、10人未満の善意ある人たち以外にも、触れてもらえるようにしたい。
ただ、申し訳ないが、記事を書くスタンスは、あまり変わらないと思う。
役に立たないことを、俺なりにしか書けない。

「記事を100本書いて投稿しよう」というノリで書き続け、次に目指すは、200本。
波長が合う人にも、それ以外の人の目にも、各々の暇潰しに貢献する物を書きたいと思うのだが、しばらくは、尾道に自転車旅行したり、別のサーバーで、上記の問題解決にあたりたい。
URLが変わることになると思いますが、それはこのブログで報告させて頂きます。
次、遅くても4月の中旬には、役に立たない記事を投稿していきます(テンション次第で、もっと早いかも知れませんが)。

本当にありがとう。
10人未満の人たち。
ベストナイン。

100.今、ロードで行きたい町は、岡山。そして尾道(2)

暗くなり、晩飯を食おうかと、岡山城近くのビジネスホテルから街に繰り出す。
初めて歩く岡山の街。
思ったより、人通りが激しい。
「岡山は、えらい都会なんやなぁ」と感心していると、ドンパンドンパン、音が響く。
夜空を見上げると、花火が打ち上げられ、それを、俺はひとり、道の脇で見つめていた。
どうも、偶然、その日は、お祭りの日のようで、人混みの理由を理解した。

ひとり映画。
ひとり城巡り。
ひとり寺巡り。
今まで経験した、俺の中のひとりシリーズに、「ひとり旅」と「ひとり祭り」が追加された。
たった1日で。

当時、俺には好きな子がいた(今は何をしているか知らん)。
ひとり旅のせいか、妙に人恋しくなり、ふと「今、あの子は何をしてるんだろうか?」と思ったが、「お前こそ、今、ひとりで何してんねん?」と、俺自身から、厳しい指摘を受けた。
「確かに」。
俺は、何が悲しくてひとり祭りを堪能しているのだろうか。

翌朝、1日遅れで尾道に向かう。
人生2度目の尾道。
電車がとまり、俺は駅のホームに足を落とした。
今はリニューアルされたようだが、「Nゲージ(鉄道模型)に、こんな簡素な駅があったな」と、その時、当時の尾道駅の味を噛み締めた。
駅を出ると、南東に商店街がある。
そこは前回歩いたので、北側に足を進める。

坂。
古い町並み。
小さな家がひしめきあう中に、曲がりくねった小さな道。
感覚に任せ、登ったり下ったり。
とぼとぼと歩くと、古びたお寺にたどり着き、また、登ったり下ったり。
蒸し暑い中を歩いたので、全身、汗でびっしょりになったが、細い道をスズメバチが飛び回り、進路を妨害された時は、冷や汗でびっしょりになった。
虫が苦手な俺にとって、スズメバチは極悪だ。

一通り歩き、駅に帰る。
「もし、今日、広島市民球場で広島-阪神戦があれば、広島市まで行って、野球観戦しよか」と思い、駅の売店でスポーツ新聞を買おうとした時、母親から携帯に電話が入った。
「あんた、何してんのん?今、どこにおるん?」と。
確かに。
俺は何をしてるのか。

その後、尾道には、3回ほど旅をした。
俺の中で、尾道は特別な町なので。
なんとか時間を作り、来週か再来週、ロードバイクに乗って、久しぶりに尾道を訪れたい。

晴れ渡った空の下、ヘルメットを被り、しかめっ面でクランクを回す俺。
きっと、疲れたせいで全てを投げ出したい気分になり、俺は時速15㎞ぐらいのちんたらした速度でクランクを嫌々回すのだ。
国道2号線を走り続け、左手に海、右手に坂の町。
もう、尾道の市街地だ。
浄土寺の前で、ボトルの水を飲み干し、ほっと一息つく。
そんな近い未来の俺を、俺は今、にやけながら想像している。

99.今、ロードで行きたい町は、岡山。そして尾道(1)

尾道に行きたい。
来週か再来週、時間を作って尾道に行きたい。
もちろん、ロードバイクに乗って。

子供の頃、大林宣彦監督の「転校生」という映画をテレビで観たことがある。
男子中学生と、転校してきた女子中学生の体と心が、ひょんな切っ掛けで入れ替わる。
小さい俺でも楽しめるストーリーなのだが、強烈な印象として残ったのが、尾道の町並み。
迷路のように入り組んだ、細く曲がりくねった道は、子供にとって秘密基地を連想させ、好奇心を刺激してくれた。

大学に入り、広島に旅行する機会があった。
当時は、今と違い、調べ物を携帯電話でweb検索することができず、紙の観光ガイドを読み、観光名所をチェックしていた。
その時、ふと「何かで見た景色があるな」と思い、俺はページをめくる手をとめる。
神社と階段の写真。
「転校生」の舞台だった。
一緒に旅した者に、「尾道に寄ろう」と言い、時間の関係で散策はできなかったが、尾道ラーメンを食べ、腹と心を満たした。

社会人2年目、クソ暑くクソ忙しい8月のこと。
表向き、土日休みの体だが、職場は仕事で溢れかえり、混乱しきっていた。
数週間休み無しの従業員もいる。
8月末に、担当している携帯電話が出荷されるので、7月8月とは、嫌でもドロドロになるまで残業し、土日も出勤しなくてはいけない。
そこで、助け舟が出た。
上からの指示で、待ちに待った「スクランブル体制」だ。
平日も土日も関係無く、ほとんどの従業員は出勤しないといけないが、ローテーションを組んで、それぞれが少しでも休みを確保できるようになった。
俺は、たまたま平日に2連休をもらえ、天下を取った気分。
ただ、最悪、職場から電話一本で出勤しなくてはいけない。
それは、なんとか回避したい。
とにかく早く、できるだけ早く大阪から離れることを考えた。
「どこに行こう?」。

大阪駅の近くにある本屋で、暇潰し用の本を大量に買い込み、俺は電車に乗った。
人生初のひとり旅。
一刻も早く、あの尾道に逃げるのだ。
姫路駅だったか赤穂駅だったか、そこそこ遠くまで逃げることができたが、そこから先の電車が悲惨。
ゼミ旅行をしている学生の団体が車内を占拠し、激熱のノリで騒がしく、近くにいるだけで俺は汗がとまらなくなった。
冷房といっても、効果があるのかどうかわからない扇風機が、天井でチョロチョロ回り、「外の方が涼しいんちゃうか?」と思い、苦しみに耐え、なんとか岡山駅に着いた。
当初、ここで乗り換え、尾道まで行く予定だったが、暑いし疲れた。
岡山で一泊する。
自転車に乗ろうが電車に乗ろうが、俺に計画性が無いのは、20年前から変わらない。

98.サイクリング後、XPERIAがぶっ壊れる

サイクリングに出る前には、ルーティンがある。
サイクルウェアを着る。
アイウェア(グラサン)をかける。
ヘルメットを被る。
ビンディングシューズを履き、ダイヤルを回す。
そして、サイクルジャージのバックポケット(ジャージの背中に付いてる3分割されたポケット)に、ちょっとした荷物を入れる。
右端のポケットには、スマートフォン。
真ん中は、財布と鍵。
左端は、お守り。
特にこだわりがあるわけではないが、この配置じゃないと気がすまない。

ある日、近所のサイクリングロードを走り、家に着いた後、バックポケットからスマートフォンを取り出した。
LINEをチェックするために。
ところが、スマートフォン、うまく操作できない。
「まさか、壊れてもた?」と不安を感じ、画面を見てみると、線が入っている。
「保護フィルムに髪の毛が入っているのかな?それとも、保護フィルム自体にヒビが入ったのかな?」と思い、剥がしてみた。
そして、「最悪」とつぶやく。
保護フィルムではなく、画面自体にヒビが入っているではないか。

サイクリングに出る前は、普通に操作できた。
また、サイクリング中、何かにぶつかり、バックポケットの中にあるスマートフォンに衝撃をあたえたということはない。
原因は何か?
俺のスマートフォンは、XPERIA Z5 premium。
画面が大きいことに魅力を感じ買ったのだが、その分、筐体も大きい。
小さいバックポケットに、大きいスマートフォンを無理に入れたことで、圧力が加えられ、ぶっ壊れてしまったのだろうか?
「ちょっと待て。今となっては、原因などどうでもいい。とにかく、今、俺がすべきことは、修理に出すことだ」と思い、ドコモショップに走った。

画面が割れたので、修理をお願いしたい旨、スタッフの方に伝える。
すると、スタッフが俺の契約内容を調べ、「お客様は、保障サービスに加入されていないので、修理代金のサポートができないのですが」とのこと。
しまった。
以前、必要無いと判断したオプションサービスを、とことん解約したのだ。
これは、必要あったのだ。

「費用は全額、自分で負担するということですね?でしたら、修理にいくら必要か、見積もりを出して頂けますか?」
俺は聞いてみた。
頭の中は、金のことばっかり。
無駄に金を使いたくない。
「正確な金額は、メーカーに出してからでないとわからないのですが…」と前置きをしてから、スタッフはこう言った。
「だいたいですが、800円から80,000円ぐらいですね」。

口には出さなかったが、「はぁ?」だ。
「なんで800から80,000やねん?なんで、一気に100倍やねん!?てか、下限~上限が100倍って、幅が広すぎるやろ!」と思い、ひっくり返りそうになった。

その日は、代替機を借りて、メーカーからの修理費用見積もりの報告を待つことにした。
数日後、ドコモショップから連絡が入る。
「80,000円です」。
やっぱり…。

97.前傾姿勢による髪型の悩み◯L(2)

ロードバイクに乗って、サイクリングロードを1時間ほど走ると、小腹が空いた。
「帰りに蕎麦屋に寄って、ざるそばでも食おうか」と思ったが、店の前にロードをとめて、しばらく放置するとなると、盗難の懸念がある。
一度、家に帰って、近所のコンビニで飯を買うことにした。
サイクルジャージを脱ぎ、普段着のジャージに着替え、家を出ようとした時、ふと鏡が目に入る。
◯L

「え?」
気のせいだろうか。
何か、新しい髪型を見た気がする。
かなり画期的な、何か新しいものを。
◯L
解説すると、◯が俺の横顔。
Lが後ろ髪。
Lの底辺となる横棒が、襟足である。
「なんじゃ、これ?」。

アニメや漫画のキャラでも、見たことがない。
襟足が直角に曲がっている。
ロードで走っていると、上体は前傾姿勢になるが、首を上げ、顔は前を向いているので、襟足が肩にかかる。
それが固定された状態で、汗をかきながら1時間ほど走ったため、襟足が直角になったようだ。

「こんなんで、外歩くのは恥ずかしいわ」ってことで、風呂で頭を洗い、髪型を整えてコンビニに向かった。
それにしても困ったのが、「サイクリングした後、外を歩く度に、毎回毎回、頭を洗わないといけないのか?」ということ。
「いちいち面倒くさいわ」と思い、俺は髪を切りに行き、美容師に言ったのです。
「襟足を短くして下さい」と。
俺としては、「バリカンで刈って、さっぱりしてくれたらええで」というスタンスなのだが、美容師は大阪の名店で修行したプライドなのだろうが。
鋏で細かい仕事をする。
それに対して、とやかく言うことは、俺にはできない。

◯Lは、あきらめた。
もう、「そういうファッション」だと思うことにした。
また、「むしろ格好いい」と自己暗示にかけようとしたが、それはさすがに無理だった。

ロードに乗った後の、髪についての悩みが、もうひとつある。
┛◯┗
ヘルメットを被り、サイクリングをすると、┛◯┗
解説すると、◯が顔の正面で、┛┗がサイド。
これもたいがいダサい。
シャンプーハットを被ってるんちゃうんかやから。

横から見たら、◯L
前から見たら、┛◯┗
個性的すぎる(そんなもん、全然求めていないのに)。
まぁ、ロードに乗って◯Lは仕方がないにしても、┛◯┗は、ヘルメットを工夫することによって解決できるのではないかと思う。
だから、あえて主張したい。
ヘルメットのメーカーに、俺は提言したい。
┛◯┗にならないヘルメットを、作ってもらいたい。
SHIMANOよ、OGK KABUTOよ、この、クソブログを読んでいるか?
もし読んでいたら、ご検討のほど、宜しくお願いします。

96.前傾姿勢による髪型の悩み◯L(1)

子供の頃から、坊主頭が嫌だった。
他人が坊主頭なのは気にならないが、自分が坊主頭にされるのは、本気で嫌だった。
漫画やアニメのキャラは、それぞれ個性的な髪形で、格好いいキャラほど長目。
俺としては、ガンダムで言うなら、シャアほどの長さは要求しないが、せめてアムロぐらいの髪型にしたかった。
坊主頭でも、適当にしとけば、自然にアムロぐらいの長さにはなるものだ。
ところが、祖母の家に行くと、「なんやその頭は。汚い」と言われ、近所の散髪屋に連れて行かれ、坊主頭に戻る。
祖母は昔の人間なので、戦争中の子供のあるべき姿を俺に押し付けていたのかと思う。
時代錯誤も甚だしい。

少しぐらい色気付きたい願望があったが、中学に入っても、色気付くことができなかった。
校則で坊主頭。
男は全員、強制的に坊主頭。
祖母以上の驚異を感じた。
夏休みに、少々格好つけることができても、スポーツ刈りが限界という、えらく不自由な世界だった。
俺としては、キャプテン翼で例えるなら、日向ほど髪を伸ばせなくても、せめて若林ぐらいの髪型にはしたい。
ただ、現実は、石崎だった(強制)。

野球漫画以外の漫画に登場する、たいていのキャラには髪の毛がある。
漫画を読む普通の子供にとって、そんなことは当たり前のことだろうが、俺にとっては、非日常。
読みながら、「この漫画は、校則が無い世界の話なんだなぁ」としみじみと思った。

やっと色気付けるようになったのは、中学を卒業してからになる。
念願が叶い、髪を伸ばし始め、前髪をジェルで立てる。
コンビニで、初めてジェルを手に取り、レジに持って行った時、魂が震えたものだ。
シャンプーをして、頭に泡がたつのも嬉しかった。

坊主頭で過ごしたそれまでの反動なのか、髪を染めたりパーマをかけたりと、10代後半の俺は、勘違いっぷりを大いに発揮する。
大学を卒業し、社会人になると、勘違いっぷりは鳴りを潜め、長髪でも坊主頭でもなく、中途半端な長さに落ち着いた。
ちなみに、勘違い全快時代の自分を思い出すと、吐き気がする。

トップはややボリュームがある。
サイドは耳に被るか被らないかの長さ。
襟足は、若干長い。
前髪は、右に流す。
これが、ここ数年の俺の髪型。
15年ほど前に、美容師の人から「ウルフカットにしましょう」と提案され、それからマイナーチェンジを繰り返し、今に至る。
普段、特に不便さを感じないが、ロードバイクに乗った後、鏡を見て、「なんじゃこれ!?」となった。
キーワードは、「◯L」。

95.パールイズミ アンダーウェアの恩恵

ジャージやシューズなど、一通り揃えたつもりでロードバイクに乗っていたが、寒い時期は拷問であり、苦行でしかない。
対策を考えたところ、「アンダーウェアを買う」という結論に辿り着いた。
夏物のアンダーウェアは持っていたが、冬物が無かったので、お馴染み、ウエムラサイクルパーツに買いに行く。

パールイズミのアンダーウェア。
寒い中、着て走ってみると、「効果抜群」と素直に思う。
辛くない。
「これはいい物だ」と心の底から感心し、スペアも買うことにした。
冬にアンダーウェアを着ても、汗をかくことはあるので、洗濯しなくてはいけない。
ただ、洗濯中でもサイクリングするため、スペアはどうしても必要だ。
「スペアは必要だ」「スペアは必要だ」と、定期的に考えた結果、今では冬物のアンダーウェアが3枚ある。
それほど、なくてはならない存在になったのだ。

話は変わるが、「あなたのコンプレックスは何ですか?」と聞かれると、俺はまず、「逆上がりができないこと」と答える。
小学校の時に、居残りでやらせられたが、俺は、鉄棒の前で、「時間の無駄、労力の無駄」としか思えなかった。
「こんなん、絶対でけへんやん」と、最初からあきらめ、また、「できたところで何になるねん」と開きなおった。
ただ、俺よりどんくさいやつが普通にできてるのを見て、結構ショックでもあった。
あと、「太る」。
これも俺の中では、コンプレックスにつながる重大なキーワードだ。
俺は、人生の節々で太り、正直、太るのにおびえている。
なので、冬に重ね着をして、ほんのちょっとでも太く見られるのがすごく嫌だ。
本当は寒いくせに、太く見えないように、我慢して薄着。
それを解決してくれたのも、アンダーウェア。

寒い時期になると、ロードに乗る時以外もアンダーウェア。
スーツを着て、ワイシャツの中もアンダーウェア。
遊びに行く時も、コートを羽織るが、中はアンダーウェアとTシャツの重ね着。
アンダーウェアを着ると、温かい。
その上、体にフィットするので、着太りしない。
機能性とビジュアル、両方の利点を兼ね備えているのだ。

俺はたまに思う。
お洒落のつもりの人、隠れたお洒落をほのめかす人は、世の中にたくさんいるが、俺は彼らの上のステージに君臨してるのではないかと。
普段着にサイクルウェアを取り入れた俺。
最先端のモードと言ってもいい(誰が決めたか知らんけど)。
「そろそろ、俺は、『平成最後のファッションリーダー』を称していいんじゃないか?」と思う。

この記事が投稿されて、1週間後、渋谷を歩く多くの女子高生は、俺に感化され、パールイズミのアンダーウェアを着ていることだろう(知らんけど)。

94.BUSHIのマスクを被る(2)

新日本プロレス BUSHI選手のマスクが欲しい。
BUSHIに心をわしづかみにされ、いてもたってもいられなくなった。
「BUSHI マスク」。
さっそくネットで検索したところ、デポマートというお店で、BUSHIが実際に試合で使用したマスクが売られている。
6万~の値段だが、安いとは、まったく感じない。
値打ちがある。
「買うしかない」と思い、BUSHIマスクの一覧をチェックすると、さすがBUSHI。
毎試合、別のマスクを被るので、「XX月XX日 後楽園ホールで使用」や「XX月XX日 愛知県体育館」など、ラインナップが豊富だ。
俺としては、「どうせなら、この前、観に行った大阪府立体育会館で被ってたマスクがええなぁ」と思い、探してみたが、それはなかった。

一覧に表示されているのは、俺に縁が無いマスクばっかり。
残念だ。
「なら、安物のレプリカでええか」。
ネットで探してみると、レプリカはいくらでもあった。
まぁ、格好良くレプリカと言うより、偽物と言った方が正確な気もするが、ここはひとつ、妥協しよう。
メキシコ製でメキシコから送付される、赤と黒のBUSHIレプリカ(偽物)マスクを注文した。
値段は、1万円もしなかったと思う。

さすがメキシコ。
そんじょそこらのネット通販とは違い、3週間ほどかかったが、一応、俺の手元に届いた。
わけのわからんスペイン語が記載された袋を破り、中を確認する。
「BUSHIだ」。
さして、マスクを手に取り、俺はこう言った。
「悪くない」。
※漫画 プロレススーパースター列伝のタイガーマスク編で、タイガーマスクの中身の人が初めてマスクを手に取った時、「悪くない」というセリフを言います。
俺は、それを一生のうちに一度言ってみたかった。

さぁ、BUSHIと俺がシンクロする時がきた。
B!U!S!H!I!
入場曲が流れた(俺の脳内でね)。

鏡の前に立ち、おもむろにマスクを被る。
しぶい。
しぶすぎる。
赤と黒の魅力、いや、魔力が宿っているマスク。
そして、振り返る。
後頭部には、カラベラ(メキシコの骸骨のおもちゃ)がデザインされている。
やばい。
やばすぎる。
俺は、正面を向き、両手を胸元でクロスさせ、ついに決めポーズ!
ピッシーン!
自分、大好き。
自分、大好きすぎる。

恐ろしいほどの満腹感を感じた。
同時に「俺は今日も一段、大人の階段を下ったな」と思う。

来月、俺は、43になる。
俺が親の立場なら、息子である俺にこう言うだろう。
「頼むから死んでくれ」。

93.BUSHIのマスクを被る(1)

ロードバイクに乗ることが切っ掛けで、「自分、大好き」とか「俺って、なんて格好いいのだろう」と、自己愛の塊になる瞬間を何度か経験した。

例えば、日々サイクリングを繰り返すことで、体重が落ち、肥満体が徐々に締まった体になると、俺は鏡の前で、肉が削げた顔まわりを確認し、そっとつぶやく。
「自分大好き」。
へこんだ腹を見て、「よく頑張った俺、ストイックな俺、大好き」などと、自画自賛する。

町中をサイクリングしている時も、お店のショーウインドウに映るロードと自分を見て、「俺、格好いい」とうっとりする。
この勘違いレベル、自分大好きレベルが狂ったほどに高まると、地面に映る、サドルにまたがった自分の影を見て、「俺、大好き」とうなりたくなる。

「そろそろ病院に行った方がいいかな?」と俺自身に対して思った時もあるが、「世の中には、自分大好きおじさんは一定数いる。特別珍しいものでもない。俺も別にええか」とも思う。
酒の席で、ちょくちょくいるのだ。
長者番付に名を連ねたわけでもなく、超有名企業の重要なポストで成果をあげているわけでもない。
そんな、どこにでもいるおっさんが、仕事とはなんぞや、人生とはなんぞやと、まるで神羅万象を知り尽くした口ぶりで語り、最後に「俺は頑張った。俺は結果を出した。俺ってすごい」と、自己顕示欲を炸裂させる。
聞いてる側からすると、人生の無駄でしかない。
「こうはなりなくないよなぁ。聞いてて、こっちが恥ずかしくなってくるよ」と、いつも俺は思うが、ロードに乗っている時の俺も似たようなものかも知れない。

ところが先日、ロードに乗っている時以外で、「俺ってかっこいい」の波が押し寄せてきた。
鏡の前で、新日本プロレスのBUSHI選手のマスクを被り、ポーズをとりながら、「俺って格好いい」。
正確には、俺ではなく、BUSHIが格好いいのだが。

新日本プロレスには、ボクシングほど細かい階級ではないが、100kg以上のヘビー級と100kg未満のジュニアヘビー級がある。
BUSHIは、ジュニアヘビー級でマスクマン。
その身軽さをいかしたファイトでお客さんを魅了する。
倒れた状態から、ブレイクダンスで立ち上がったり、コーナーから膝を立てて相手にぶちこむMX。
受けた選手が激しく跳びはね、観てて爽快感がやばい。

そして、BUSHIのもうひとつの魅力として、見た目の格好良さ。
とにかく素晴らしい。
見た目にかなりこだわっていると思う。
その最たるものが、マスク。
試合毎にマスクが異なるのだ。
ベースとなる形は何パターンかあり、時にはエヴァンゲリオン風、時にはキン肉マンに出てくるアトランティスをあしらったマスクで入場してきて、俺の魂を揺さぶりまくってくる。
「俺もBUSHIになりたい」。
BUSHIの魅力にとりつかれた俺は、そう念じた。

92.この役に立たないブログ(4)

ブログの管理画面を開いて、記事毎のアクセス数を確認。
昨日からのアクセスしてもらえた数値として、「3」とか「5」がちらほら表示されている。
この限りなく0に近い数値にショックを受けるより、喜びの方がはるかに大きかった。
「スパムのクソ外国人を差し引いても、まともな読者が数人、世の中に存在するんじゃないか」と感動した。

役に立たない記事を連発し、しかも見つけにくいこのブログを、何のミスか何の縁か、読んでくれた人が存在するのだ。
会ったこともない人が、俺の戯れ言を読んでくれたのだ。
「彼らに失礼があってはいけない」と、心の底から思い、俺なりの誠意を少しでも感じてもらいたくなる。
悪意の無い読者様に、今すぐ俺ができること。
それを考えてみた。

記事毎のアクセス数を見て、どうも違和感がある。
例えば、このブログは、「俺の走りで車にはねなれそうな老婆の命を救った(1)」から「俺の走りで車にはねられそうな老婆の命を救った(5)」まで続く。
適当なところで、話をくぎるようにしている。
俺としては、(1)から(5)まで通して読まれてると思っていたのだが、(1)はアクセス数が2で、(2)がアクセス数6、(5)は3と、ムラがある。
「これはどういうことか?」と考えたところ、スマホで閲覧した場合、見にくすぎて、途中で読むのを放棄したんじゃないだろうか。
スマホでブログにアクセスすると、記事毎に別れているわけではなく、1ページに複数の本文がつらつらと記載されている。
まぁ、こんな不親切極まりないブログを読むのは苦痛を生み、放棄したくもなる。
心情は理解できる。

なら、スマホで読みやすいようにするのが、俺なりの誠意。
わざわざ訪れてくれた人に示すことができるのが、俺なりの誠意。
「さっそく対応しなくては」と思い、取り組んだところ、スマホ対応プラグインを有効にして、解決した。
1分かかるかどうかという時間で。
「最初からやっとけよ」と、矢印を自分に向けて、罵ってやりましたよ。

これから、100本目の記事が投稿されるのは、時間の問題だ。
俺は、自転車旅行に出かけ、いろいろな面でこのブログを読みやすいようにする。
過去の記事の見直しもしたい。
もしかしたら、別のサーバーに移行して、「新生 俺の走り」をするかも知れないが、それはそれで、また報告します。

スポーツバイクの経験も知識も乏しく、何の役にも立たない記事が掲載されている、見つけにくくて警告画面の出るこのブログを、何かのミスで、何かの縁で読んでくれた方々(10人未満)に、本気で感謝しています。